渋猫日記

知識は広く浅く、時々深く

天晴れ!

今日ワイドなショーで武田鉄矢さんが天晴れの語源はあはれだと言っていました。

オモシロ!

恥ずかしながら知りませんでした。調べてみました。

あはれ

喜びも悲しみも含めて心の底から湧き出る感情の全て。

中世以降に賞賛の意味で使用する時は促音化して「あっぱれ」
悲哀の意味で使用する時は「あはれ」が用いられる様になったみたいですね。

テンション下がってる時は「…あはれだわ…」
これはまぁ当たり前ですよね。

殿様なんかがテンション上がり過ぎて
「よぉくやぁっっったぁーーー!うぅーーー
あぁっっっぱれーーーじゃーーー!!!」
みたいな。
家臣達「殿様興奮してあっぱれ出ちゃってるわ。」
みたいな。

その前から使われてるんでしょうけどハイテンション殿様想像に易いですね。

よく時代劇で「あっぱれであった。」ってシーン観ますけどアレって語源を辿れば、

<余はあっぱれであった>

という意味も含んでいるのかもしれませんね。
お主の見事な働きに儂は心から感動し喜んでおるぞ。甚だ<あはれ>状態。超<あっぱれ>モード。
そんな感情にしてくれたお主もまた

あっぱれ!

Well done! Bravo!

英語にすると簡単なとこだとこんな感じでした。やはり賞賛する単語、センテンスがばかりでしたが、
Be movedやBe touchedみたいな心の動きを表現するのも語源にあっているのかもしれませんね。

日常的に使う言葉ではないですが心を掻き乱す程感動した時に使ってみようと思います。

あはれに思われない程度に…