「諄」の読みと意味と秘められた想い
今回私の気をひいた1文字、それは諄。
きっかけはデール・カーネギーの「人を動かす」を拝読させていただき、出てきた“諄々”という言葉を調べた事ですね。
諄の読み方
音読み→ジュン・シュン
訓読み→あつーい・くどーい・ねんごーろ・まこと
ね、ねんごろ!?
漢字あるんだ。
ちなみに「ねんごろ」ってたくさん漢字あるみたいです。
例を挙げると「懇ろ」「慇ろ」「懃ろ」
諄の意味
- あつーい
気遣いの程度が大きい。
細かい所まで気が配られていて、丁寧。 - くどーい
同じ事を何回も言ったり、長々と続ける。
味が濃すぎて後に残る感じ。
デザインに不快感を覚える程に程度が強い。 - ねんごーろ
心がこもってる様。
親密になる事。
男女が深い仲になる事。
ねんごろの響きが強すぎる!
あんまり良い意味で使うことなかったです。私的には男女関係、それも不倫関係の様に良しとされない関係の男女が肉体関係持つイメージ一択でした。
心を込める→親密な関係なんで良い意味なんでしょうがどうも癒着の様な負のイメージが消えませんね。
諄々(じゅんじゅん)の意味
よく分かるように丁寧に言い聞かせる事。
あつーいの意味を2回重ねて意味を強調した表現ですね。
しかしこの「諄々」(くどくど)とも読むようでそうなると、
くどーいの意味を強調することになりますよね。
デール・カーネギーの「人を動かす」では(じゅんじゅん)の意味で使用されてました。
まとめると
気を遣い、丁寧に心を込めて親密になっても、度がすぎると不快感を与えてしまう事になる様ですね。
むつかしいですね。しかも一回「くどっ」って思われるとなかなか「あつっ」って思わせるのは至難の技です。
小さな親切大きなお世話にならぬ様にあつーく語ってきたいと思います。